お知らせ

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安全・安心情報(防犯啓発)

【本メールは防犯に関する啓発情報を記載しています】
毎月20日は北区安全・安心の日です。

令和6年中の北区における特殊詐欺の被害認知件数は、速報値ですが、127件で令和5年よりも30件以上増加しています。そして、総被害額も約4億7800万円となっており、令和5年よりも約3倍と増えています。

最近多くなっているのは、警察官を装って電話を掛けてきて、「あなたのキャッシュカード(電話番号やクレジットカードの場合もあります。)が、犯罪に使用されている。あなたにも犯罪の嫌疑がかかっている。」などと申し向けてくるもので被害が多くなっているそうです。

このような内容の電話が、携帯電話にもかかってきており、若い方でも被害に遭われています。

先日、区の職員の携帯電話にも、警視庁捜査二課「クロサキ」と名乗る人物が電話を掛けてきて、「兵庫県警が捜査中の詐欺事件で、あなたの口座が振込口座に使用されていることが分かった。今すぐ兵庫県警察に出頭できるか?」などと言ってきました。職員が、そんなことはあり得ない旨伝えると、「クロサキ」なる人物は、「○○銀行の口座番号○○○○○番を持っていますよね。住所も、東京都○○区○○ですよね。」などと、その職員の口座番号や住所を把握していました。そこで、区の職員が、「犯罪にかかわるようなことはしていないので、警視庁捜査二課に確認するので、「クロサキ」さんのフルネームを教えてください。」と言ったところ、突然、
電話が切れました。

犯罪組織は、どこからか入手した個人情報をもっている場合もあり、区の職員の様に本当の住所や口座番号などを把握されていると、本当の警察官だと信じてしまったり、逮捕されるのかもしれないと怖くなり、相手の言いなりになったりして騙されてしまうのです。

警察官から電話がかかってきた場合は、警察官の所属(○○県警察○○課、○○警察署○○課など)、氏名を確認し、折り返し電話をして、そのような警察官が実在するのか確認するようにして下さい。

犯罪組織は、警視庁や警察署の電話番号を偽装して表示することまでしてきますので、着信番号の表示が警察署の電話番号だったとしても、一旦電話を切って、公表されている電話番号に電話をして確認するようにして下さい。

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東京都北区生活安全担当課

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毎月20日は「北区安全・安心の日」!

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  • 登録日 : 2025/03/20
  • 掲載日 : 2025/03/20
  • 変更日 : 2025/03/20
  • 総閲覧数 : 4 人
Web Access No.2634269