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メルマガCha!Cha!Cha! 2024年1月号

メルマガCha!Cha!Cha! 2024年1月号
◆◇◆今月号目次============
1.こんな人みつけた!
シニアが創るミニコミ誌
「かつしか まちナビ」の編集長
飛田 健一(とびた けんいち)さん
2.企画特集
「STOP! 歩きスマホ」
3.講座・イベント・ボランティア等募集情報
●地域包括ケア担当課よりお知らせ●
●健康づくり課よりお知らせ●
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1.こんな人みつけた!
シニアが創るミニコミ誌
「かつしか まちナビ」の編集長
飛田 健一(とびた けんいち)さん

 新年早々の能登半島地震、羽田空港航空機衝突事故…。衝撃的なニュースで明けた令和6年のお正月、あれから10日過ぎた日の午後、青砥駅前を真冬の寒さに肩をすくめ行き交う人たちは被災された方を思いつつも、自然災害や大事故が突然自分に降りかかるかも知れないという不安を覚えるのか、一方「何か出来ることはないか?」と自分に問いかけているのか、心なしかいつもの正月とは異なった雰囲気を見せていました。
 暗くなる気持ちを振り切り、記者は本年最初のインタビューでシニア活動支援センターに入りました。程なく本日お話を聞かせていただく飛田さんが現われ、新年の挨拶もそこそこに、「寒い中ご足労いただきありがとうございます」「今日は特に寒いですね」と恒例のエールの交換です。
 今月の“こんな人みつけた!”は、シニアが創るミニコミ誌「かつしか まちナビ」編集長で東堀切在住の飛田健一(とびたけんいち)さんです。

■ミニコミ誌「かつしか まちナビ」68号(2023年12月31日発行)を拝読しました。目次を見ただけでワクワクしますね。

 私たち「かつしか まちナビ制作・編集委員会」が企画・取材・編集・発行しているシニアが創るミニコミ誌「かつしか まちナビ」(以下「まちナビ」)は、「ボランティア活動として、区内の情報『あんなこと、こんなこと、ひと・こと・もの』をシニアの目線で、政治・宗教に偏らずに取材し、区民のミニコミ誌として、正しく発信し、私たちの住む街・葛飾を知り、シニアの社会参加に役立たせる等地域の活性化に繋げ、社会的役割を担うこと」を編集方針として活動しています。
 今号は、◇(寄稿)新金線旅客化祈念号試乗記 ◇葛飾を描くマンガ家・イラストレーター かつしかけいたさん ◇(寄稿)ある出来事 ◇アマビエちゃん風船 ◇歴史を伝えるご当地ヒーロー 葛西城戦士「カツラギ」 ◇いいね!かつしかプチさんぽ等々です。今号も葛飾の新しい魅力の発見を見ていただきたいですね。
■「まちナビ」は、区の施設や図書館などで目にしますが、発行部数、主な配置先を教えて下さい。

 発行部数は現在3,500部です。主な配置先は「まちナビ」の裏表紙にありますように、区の公共施設を始め銭湯、理・美容室など多くの施設に配置しています。是非手に取って読んでいただきたいですね。
■発行までの記者さんの「まちナビ」の制作の“流れ”を教えて下さい。

 「まちナビ」は、季刊誌なので3ヵ月ごとのサイクルで発行しています。次号の発行するにあたり数回の編集会議で徹底的に議論します。
 最初の編集会議では、次号の企画を検討します。各編集委員による前号の反省と次号の取材テーマを発表します。号を重ねるごとに、取材先が中々見つからず、各委員の一番苦労するところです。そこで、編集委員は常日頃区内にアンテナを張りめぐらし、区内の“ひと・こと・もの”の新しい発掘、新しい切り口の発見に努めています。これが結構大変なんです(飛田さん、小さなため息が洩れましたね…、でも遠くを見つめるようなその目は、温和な笑顔の裏にある決意のようなものを感じました)。
■編集委員の皆さんが額を寄せ合って議論している姿が目に浮かびますね。さて、これから取材ですね。

 編集委員たちは一斉に外に飛び出します。取材先では編集方針に沿って見て、確認して、インタビューをし、答えていただく努力が必要です。そのバックグラウンドを知るために図書館などで文献漁りをすることもしばしばあります。初めて知る区内の“ひと・こと・もの”に、その都度新鮮な驚き、喜びを感じ楽しいですよ。
■編集長兼記者の飛田さんの取材時のエピソードなどお聞かせいただけますか?

 長い間やっていると色々なことがありますが…、ある居酒屋での取材の時でしたが、隣の呑兵衛(のんべえ)さんと話が弾んでしまったこともありました。勿論そのお店の主人の取材が終わった後ですがね(笑)。また、夫婦で頑張っているある居酒屋が忘れられないです。調理担当で大病を克服した夫を庇いながら『どんな苦労も夫婦一緒よ』と女将さんが張り切っていました。
 立石の「呑んべ横丁」での取材は大抵夜の9時頃になりました。ここは呑兵衛のホッとする場、日中の仕事の疲れを癒す場、若い娘さんも気軽に来られる場であり、取材では沢山の方たちと話をし、体験して “下駄ばきの立石”を実感しました。何か私は飲み屋やさんばかり取材しているようですが、70回近い取材の内のほんの一部ですから(笑)。
 堀切のピンセットメーカーを取材した時、社長さんがいずれ3Dプリンターの活用が進むので街の中小企業は連携が大切と力説したことが今でも忘れられません。
■2ヵ月近い取材がようやく終わるのですね。ご苦労様でした(笑)。

 取材が終わり原稿が出来上がると、いよいよ最終的な編集会議です。各自が自分の原稿を読み上げ、出席者全員で原稿の校閲します。句点、読点、「」、『』、誤字、脱字、見出し、文脈、文字の大きさ、キャプション等を確認し、誤りがあれば意見を出し合い全員合意の上で原稿を完成させます。
■今回のメルマガのインタビューにあたり、図書館、憩い交流館で何人かの職員・来場者に「『まちナビ』というミニコミ誌をご存知ですか?」とお聞きしたところ、驚く(?)ことに半数以上の方が「知っている、読んだことがある」と答えられました。中でも「毎号楽しみに読ませていただいています」という方からは「とにかく記事の内容が素晴らしいです。文章力や、“ひと・こと・もの”を発掘し取材する能力、もっと素晴らしいことは継続がすごいですね」と感想を述べられていましたよ。編集委員の皆さんの地道な努力の賜(たまもの)なのでしょうね!

 この様な感想をお聞きすると本当に嬉しいですね。早速編集委員の仲間に伝えます。毎号、読者からご意見・ご感想が寄せられます。その一部は〈読者の声〉として巻末に掲載しています。68号でもウクライナの方が身近で活躍されていること、新金線のこと、葛飾空衛会のことなど、故郷の茨城は国道6号線で行ける最も近い東京だった、そして寅さん映画の思い出、南葛SCと新金線への期待…等区内のことを初めて知った、懐かしく思い出したなどの感想は編集委員にはこの上ない励ましの言葉です。書いてよかった、「まちナビ」をやっていてよかったと思うのはこんな時です!次号への背中を押してくれます。
■編集委員は何名いらっしゃるのですか?

 現在私を含め5名(男性2名、女性3名)です。また、毎回2名程度の区民から寄稿していただいています。
 編集委員の少ないことが一番の悩みの種です。勧誘しても「文章を書くことは…」と辞退される方が大部分です。区やNPOの「記者養成講座」が頼りです。ただ、講座修了生でも手を挙げてくれる方はせいぜい1〜2名で、せっかくその方が編集会議に参加されても次回から来なくなってしまう、アピールの仕方が弱いのかなぁ…。この事業の継続を考えると喫緊の課題です。
■今号で68号、年4回発行ですと発刊以来17年ですか…、ボランティアによるミニコミ誌としてはなかなか他に類を見ないのでは?

 「まちナビ」は2007(平成18)年9月に「ミニコミ誌編集者養成講座」が高齢者支援課主催で開催され、講座終了後、受講生が同課平井主査(現創価大学教育学部准教授)のご指導の下、翌年1月に創刊号を発行しました。もう17年になりますね (飛田さん、感慨深げに何度も頷きながら)、当初は10名以上の編集員を抱えていましたが、徐々に減っていきました。
 59号までは印刷〜製本は全て手作りでした。最後のホッチキス止めは「ホッチキス大会」と称し自発的に集まったボランティアの方たちに手伝っていただき発行にこぎつけました。皆さんがおしゃべりをしながらパチンパチンと響くホッチキスの音…。こんな時、うまくいかず泣きたくなったこと、取材に協力して下さった方々のお顔・言動、あれもこれも走馬灯のように脳裏に蘇り、冊子が完成した時の達成感で制作までの苦労なんて一瞬で吹き飛びました。楽しかったなぁ!以後発行部数が飛躍的に増えたことによる我々シニアの負担も考え、今は印刷業者に発注しています。
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 飛田さんは1936(昭和11)年 東堀切生まれの88歳、葛飾生まれで葛飾育ち、葛飾で生きて来た生粋の葛飾っ子です。
 お話を聞かせていただき、そのバイタリティー溢れる活動からは88歳という年齢はとても信じられませんね!と話を振ると 「いやいや年相応ですよ」と謙遜されながらも「あえて健康法と言えば、日常的に身体を動かすことですね。どこでも自転車でゆっくりゆっくり出かけます。更に他人(ひと)と会話をする、頭を使うこと、決して無理はしないことでしょうか」とさらりと語る飛田さん、「まちナビ」の制作はまさに元気・バイタリティーの源だったのですね。「趣味の写真も楽しんでいます。同好の士と時々出かける撮影旅行もその都度新鮮な風景に接し、心が洗われますね」
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■飛田さんからは「まちナビ」の“継続”という言葉が何度も出て来ます。継続についてはどのようにお考えですか。

 68号まで来ました。次は69号、そして…100号。私の頑張りだけでは難しいでしょうね。やはり後継者です。編集委員の方々は皆さん優秀です。でも皆さん高齢者です。先にも述べましたが、若い方に参加してほしいですね。ものを見て、知って、文章にする…、老化防止、認知症予防にうってつけですよ(笑)“シニアの遊び”です。一緒に遊びませんか!

インタビューを終えて〜
 インタビューを終えシニア活動支援センターの玄関で見送り、自転車でゆっくりと遠ざかる小柄な飛田さんの後ろ姿に記者は思わず「イヨッ!あんたは88歳の巨匠だ!」と叫んでいました。うん、今回も元気をもらったぞ!
インタビュアー:太田敬(葛飾アクティブ.COM)

■飛田さんのお話の内容に関するお問合せ:
NPO法人 葛飾アクティブ.COM
事務所:葛飾区青戸5-33-1
電話・FAX:03-5680-2964
(月曜日〜金曜日、午前10時〜午後4時)
(担当 太田敬)
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2.企画特集
「STOP! 歩きスマホ」

あけましておめでとうごうざいます
今年もメルマガをよろしくお願いいたします

さて葛飾区ではこの1月1日から「葛飾区歩きスマホの防止に関する条例」が施行されました
条例のポイントは以下のとおり
○公共の場所では、歩きスマホしないようにしましょう
○スマートフォン等を使用する場合は、必ず立ち止まり、他の人の通行の妨げとならない場所で、安全を確認したうえで使用しましょう

警察庁によると、歩きスマホ関連の死傷事故は2022年に全国で553件(死亡事故6件、負傷547件)発生しているそう
静岡県では中学三年の男子生徒が歩きスマホをしていて、そのままホームから転落。列車とホームに挟まれて死亡する事故がおきています
また東京でも2021年、踏切で30代の女性が歩きスマホをしていて、遮断機の内側で立ち止まってしまいそのまま電車ではねられて死亡するという痛ましい事故もおきています
その他の事例では、スマホを見ながら歩いていたところ、壁に気が付かず激突して顔面をぶつけて左眼を受傷したとか、スマホを見ながら自転車に乗っていてガードレールに衝突して受傷したとか。救急要請をするほどでもない小さな事故まで含めると上記の数を大きく上回りそうですね
また歩きスマホをしている人が、自分の視野が狭くなるために無意識で点字ブロック上をわざわざ歩いてしまうということもあるそうです。視覚障害者の方とぶつかって、けがをしたり白杖が折れたりということが起きているそうです

スマホはとても便利で私にとってもなくてはならない道具です。特に知らない場所ではナビに頼って、ついついスマホを見ながら歩いてしまうこともありました

正直、条例で禁止されるほど、例えば「たばこのポイ捨て」などのような悪いことだという認識は薄かったかと思います
しかし、この条例に関する記事を調べていて、近しい人たちがこんな痛ましい事故にあったら、、、と思うと、認識を改めなければと思いました

ナビやSNS、調べものにしても、「路上で使ってはいけない」ということではなくて、「立ち止まって、邪魔にならないところで操作すればよい」ということ
気遣いやマナーの問題なんです

この条例が施行されたことで、歩きスマホへの気づきが多くの人に広まるとよいですね
(文 高橋 久子)
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3.講座・イベント・ボランティア等募集情報
 冷たく乾燥した空気、新年明けてから本格的な冬がやってきました。寒い外気にさらされた時だけでなく、室内でも低体温症にならないように、室温を適度に保ち、暖かい服装で寒さから身を守りましょう。冬は風邪を引きやすくなったり体調を崩しやすくなりますが、それは免疫力と体温が大きく関係していることも理由の一つです。体温が下がると血流が悪くなり、免疫細胞が体の隅々にいきわたらくなるため、免疫力が低下します。
 手足のマッサージや適度な運動をすることで血液の循環も良くなります。筋肉量を維持して基礎代謝量の低下を防ぎ、低体温症を予防しましょう!
 寒さのせいで外出を躊躇しがちな季節でもありますが、マフラーや帽子、手袋などで体の熱を逃がさない工夫ができます。地域包括ケア担当課介護予防係の講座で「うんどう教室」や「健美操」は事前申し込みなく直接会場へ来ていただき、どなたでも参加できます。皆さんと一緒に楽しく体を動かすことで、体力づくりだけでなくお仲間づくりにもつながります。
●地域包括ケア担当課よりお知らせ●
◎2階の空調の修理が終了しました。皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。
◎令和5年10月6日(金)より休止している男女浴室について、現在、設備の点検や原因の究明を行っておりますが、時間を要しております。再開につきましては、決定次第ご案内いたします。
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◎「うんどう教室」や「ふれあい銭湯」も日程の通り開始しています。それぞれの詳しい日程表は、シニア活動支援センター1階のラックに用意していますのでご自由にお持ちください。
◎次回の健美操(けんびそう)の開催日は、2月5日(月)10:00〜11:30です。参加費は無料で、定員30名様とさせていただいております。事前申し込みは不要です。タオルや水分補給のための飲み物をご持参のうえ、直接会場へお越しください。会場は1階窓口の案内板に表示してあります。
【お問合せ先】介護予防係03-5698-6202
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●健康づくり課よりお知らせ●
「災害時こそお口のケア」
 令和6年元日に発生した「令和6年能登半島地震」により被災された方々は、避難所やテント、農業用ハウスなどに身を寄せ合い一時避難をされた方もいました。東京でもいつ起こるかわからない災害。
 災害時は、避難所での水不足で歯みがきができず、口の中の細菌が増え、また栄養不足やストレス等で抵抗力がなくなり、歯や口に関係するトラブル(むし歯や歯周病の悪化、誤嚥性肺炎など)が起こりやすくなります。
 防災グッズの中にお口のケア用品も準備しておきましょう。
▽葛飾区公式ホームページhttps://www.city.katsushika.lg.jp/
 ホームページより「歯科保健 災害時」で検索すると、災害時のお口のケアについて掲載されていますので、是非ご覧ください。
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◎配信停止やメールアドレスの再登録はこちらからお願いします。
このメールに直接返信することはできません。
▽配信終了の手続きは下記ホームページでお願いします。
▽メールアドレスの変更の場合は、一度配信解除の手続きをして、改めてお申し込みください。お申し込みは、次の葛飾区公式ホームページからお願いします。
https://www.city.katsushika.lg.jp/
▽葛飾区公式ホームページから
「区政情報」>「広報・広聴」>「メール配信サービス」>『シニア向け活動情報マガジン「Cha!Cha!Cha!」』の順で検索してください。
◎この情報配信サービスに掲載されている情報についてのご質問は、それぞれの問い合わせ先にお願いします。
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発行元:葛飾区地域包括ケア担当課
    シニア活動支援センター
    (電話03-5698-6201)
編 集:葛飾アクティブ.COM
連絡先:葛飾区シニアIT・活動情報サロン
    (電話03-3692-3180)
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  • 登録日 : 2024/01/25
  • 掲載日 : 2024/01/25
  • 変更日 : 2024/01/25
  • 総閲覧数 : 98 人
Web Access No.1612267